結婚式

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    姉の結婚式でした。






    結婚が決まったのが結構前で


    父さんは、5月に亡くなる2週間ほど前、呼吸不全ぎみで意識が混濁していたのか


    「今日はバージンロード歩く練習しないとな・・・(そんな予定ありません)」
    「これから結婚式の衣装、選びに行くんだよな・・(そんな予定、まったくありません)」


    と、すでに寝たきりに近い状態なのに最後の最後まで心配していました。



    そして、ついこの前姉から



    父さんの代役を任されたわたくし。



    それから本番まで、わたくしも
    「バージンロード 歩き方」とかでググって心配になったり
    つくづく親子なのです。



    そして挙式。


    仕事疲れと緊張からか、体調最悪。
    当日の朝方、うなされてゲロゲロ。


    赤牛とウイダーでなんとかしのいで、


    いざ、チャペルへ。


    弟がエスコートすることはあまりないらしく
    (普通は叔父さんなどに頼むようです)

    ちょっとだけ空気がざわついたけれど、


    最初の45度最敬礼は


    父さん、俺が代わりにやっちゃってごめんね、という思い。


    その後の一歩一歩、


    親父のこととか、今までのこととか考えて


    俺が泣いちゃうんじゃないかと心配していたものの、


    実際はそれどころではなく、とにかく無心、
    人はここまで空っぽになれるんだというくらい。



    緊張して心臓ばっくばくだったけれど、どうしてか
    もっともっと、ずーっとこうして歩いていたい不思議な気持ち。


    けれど、チャペルの道はそんなに長くなくって、お義兄さんが待つ元へ。

    父さんが危ない状態になってから、旅立ちの時、お別れの時までずーっと、
    世間知らずの姉を支えてくれた、とても頼りになるお義兄さん。


    笑顔で一礼して、私の役目は終わりました。

    私と、父の役割と言いますか。




    父さんが長くないって分かった時、

    なるべく早く式を挙げたいと思った母と姉に対し
    お義兄さんは、お金や仕事、全部一人前になってから親に迷惑はかけずに挙げたい、と言い
    揉めたりもしたのですが

    父さんは

    「2人の納得いくようにやりなさい」

    としか言わなかった。


    改めて、

    常に謙虚、遠慮がちで真面目で優しい、

    偉大な父さん。



    まだ貴方に追いつくことはできないけれど
    昨日はなんとか、代役を務めることができました。
    どこかで見ていてくれたのなら嬉しいです。

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